2019年12月12日木曜日

北ベトナム軍から突然に奇襲を受けたアメリカ軍兵士が、致命傷を受けて死にゆく兵士を抱えながら見守った。

アメリカ軍海兵隊兵士がベトナム戦争において、ベンハイ河の南側の村に侵入した。1966年9月2日に、非武装地帯であった村にて、北ベトナム軍から突然に奇襲を受けた。アメリカ軍兵士が、致命傷を受けて死にゆく同じ部隊の兵士を抱えながら見守った。フエから北約100kmにある非武装地帯は、ベンハイ川に沿って大部分を流れ、近くの島はベトナム戦争中に北ベトナム軍によって支配されていた。
 ベトナム戦争にて、1966年9月当時は、南ベトナムの戦闘は中立とした非武装地帯の周辺に限定されていた。アメリカ軍は1966年9月からディックハウスⅣ作戦(Dickhouse)で、非武装地帯の村に侵攻した。非武装地帯を横切って南ベトナムに侵入する北ベトナム軍を侵略した。北ベトナムと南ベトナムの間の非武装地帯(DMZ)からわずか南2Km離れた地域にアメリカ軍海兵隊が上陸した。アメリカ軍は、ベトナム人村民を村から強制退去させた。アメリカ軍海兵隊が、一時的に再編成するために後退した時に、北ベトナム軍が三方向から突撃してはジャングルの茂みに潜伏した。作戦は9月18日にアメリカ軍が撤収して正式に終了した。ディックハウスⅣ作戦で、アメリカ軍兵士は約36人が戦死して、北ベトナム軍兵士は死体数から少なくとも約200人以上が戦死した。
 非武装地帯(DMZ)は、条約又は協定により、軍事施設と軍事活動または兵員を禁止する領域である。DMZは北朝鮮と韓国の38度線など、事実上の国際的な国境を形成する場合がある。多くの非武装地帯は中立の領土と見なされる。非戦闘の場合でも、戦闘を制御することは許可されない。紛争地域では軍事力を維持する側が、先に撤退した側に合意が与えられた後に、紛争地域が非武装地帯となる。