2019年1月17日木曜日

イラクに対する湾岸戦争で使用された劣化ウランによる放射能汚染が、弱者である幼児に被爆症を引き起こした。

イラクに対する湾岸戦争で使用された劣化ウラン(DU: Depleted Uranium)による放射能汚染が、弱者である幼児に被爆症を引き起こした。2ケ月前までは健常に家族と暮らしていた5歳の男児が、突然に死に至る重症の白血病を引き起こした。サダム中央教育病院の小児科病棟では、アメリカ軍が湾岸戦争で甚大な劣化ウラン弾による被爆により、多数の小児に癌や肉腫から特に白血病を発症していた。
 劣化ウラン弾に含まれるウラン238の放射能の半減期は約45億年である。劣化ウラン弾で貫通して破壊されて放置されていた戦車の穴からは、放射線測定器が極大値を示した。湾岸戦争直後から、特に小児に癌から肉腫の白血病、さらに異常児の出産が多発した。発症した。湾岸地域だけでなく、それ以外の非武装地域に放置された劣化ウラン弾に被爆した戦車や装甲車の車輪などの部品が、戦後の貧困の代償として各地で使用され劣化ウランの被爆がイラク各地に分散した。
 劣化ウラン弾は湾岸戦争、イラク戦争などで使用され、戦後に市民だけでなく、アメリカ軍兵士にも、癌、白血病、免疫不全など湾岸戦争症候群を発症した。劣化ウランの放射線毒性や化学毒性による危険性を指摘されている。しかし、世界保健機関(WHO)やアメリカ国防省などは科学的根拠が不十分と否定的主張をしている。