2018年8月27日月曜日

北朝鮮特殊部隊の1人の捕虜が、射殺された28人と巻き添え市民68人の死体を検証した。

北朝鮮の特殊部隊である31人が、韓国に侵入して1968年1月21日の1.21事態が勃発した。青瓦台襲撃と政府要人の暗殺指令を受けて、韓国軍の服装や手榴弾とサブマシンガンで武装して休戦ラインを越えた。夜間を利用して首都圏まで侵入したテロリズム事件となった。韓国軍は非常警戒態勢を確立して、28人を射殺して1人を捕らえた。1人の捕虜である金新朝が、一緒に侵入して射殺された仲間や民間の市民の遺体を確認した。
 青瓦台襲撃未遂事件(1.21 事態)は、1968年1月21に朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の特殊部隊により大韓民国大統領府「青瓦台」への襲撃未遂事件が勃発した。青瓦台を襲撃して朴正煕大統領と閣僚の暗殺を狙って、北朝鮮特殊部隊の約31人は、韓国軍制服に変装して休戦ラインを突破して韓国領に侵入した。1月21日にソウル市内に入ると、日本製背広に着替え、青瓦台の約800m手前の北漢山まで侵入した。韓国人市民の通報によるゲリラ情報等により韓国当局に検問を受けて、自動小銃を乱射しながら逃亡して突入は阻止された。韓国軍と警察と2週間に及ぶ掃討作戦で、1人の金新朝は逮捕されて28人を射殺した。銃撃戦で韓国側は軍人・警察官と巻き添えの民間人の合計68人が死亡した。捕虜となった金新朝は、北朝鮮の特殊部隊であって、朴正煕の首を取りにやってきたと供述して、その後にはソウル市内の教会で牧師をしている。