2018年3月30日金曜日

太平洋戦争でアメリカ軍が撃沈した神国丸の後部の船室には、日本人の白骨の遺体が散在していた。

神国丸は、太平洋戦争の開戦前の1941年8月に日本海軍の特設給油船となった。太平洋戦争に突入して、真珠湾攻撃やミッドウェー作戦には空母機動部隊として参戦した。アメリカ海軍の空母ヨークタウンの艦載機から、1944年2月18日のトラック空襲(ヘイルストーン)で攻撃を受けてファイチュック諸島(七曜諸島)のウドット島(曜島)の北東の水深37mの海底に沈没した。神国丸は、神戸川崎造船所で1940年2月に竣工した排水量10,020総トンで全長153mであった。神戸桟橋のタンカーとしてアメリカから重油を輸送していた。アメリカ軍が撃沈した神国丸の後部の船室には、日本人の白骨の遺体が散在していた。