朝鮮戦争の前線を命がけで渡る朝鮮市民の難民
朝鮮戦争が1950年6月25日から1953年7月27日に休戦に至るまで、南朝鮮の大韓民国と北朝鮮の朝鮮民主主義共和国の間で戦闘が勃発した。日本が侵略した朝鮮半島を1948年に米国とソ連その後に中国が朝鮮半島を38度線で分断した。多数のほとんどの朝鮮市民は全土に拡大した戦闘からの難民となる。米軍と韓国軍は、国境である鴨緑江に迫ると中国と北朝鮮は大反撃して、12月5日には平壤を占領した。その前日の1950年12月4日に、平壌を北西に流れる大同江にかかる橋を命がけで這い上り下りしながら朝鮮市民の難民は南側に渡り逃避した。