2020年4月2日木曜日

グリーンハムの女性平和団体の1人の女性が、核兵器反対を訴えて1988年にアメリカ軍基地にワイヤーをカットして侵入した。

グリーンハム・コモン・女性平和団体(Greenham Common Womens' Peace Camp)に参加していた1人の女性が、核兵器反対を訴えて、1988年にアメリカ軍基地にワイヤーをカットして侵入した。その時にアメリカ軍の警備隊兵士に逮捕されて、ワイヤーに絡まった女性の身体を引きずり出して連行した。イギリスのバークシャー郡のグリーンハム・コモンにある米軍基地に対して反核抗議活動をする拠点となった。多くの女性参加者は、訴訟、罰金、時には逮捕から投獄に直面した。グリーンハムの女性平和団体は、行動、ポスター、歌などを活用して核ミサイルに抗議して、社会的注目を集めた。アメリカとソビエト連邦の冷戦で、ヨーロッパが核兵器の脅威に迫られた。
 1981年9月にイギリス政府が、グリーハムにあるアメリカ軍基地に、核弾頭の巡航ミサイルを配備することを認可した。ウェールズから地球姓名女性の会(Women for Life on Earth)の36人が、グリーンハムのアメリカ軍基地に到着して、鉄柵の側に無期限の野営を開始した。その後に、1982年3月に世界の未来の子供の母親として、女性のみの抗議活動と宣言た。女性平和団体は1982年3月に約30,000人の女性が、アメリカ軍基地を取り巻いて封鎖した。1983年4月1日には、約70,000人の抗議者らが、グリーンハムから約14kmもの人間の鎖を形成した。1983年12月の約50,000人の女性の抗議活動は、アメリカ軍基地の柵の一部が切り取られて、数百人の女性が逮捕された。1987年12月の中距離核軍縮条約で巡航ミサイルは1991年に撤去されたが、女性団体の野営は、次のトライデント(Trident )におけるイギリスの潜水艦への核整備計画に対する抗議活動に向けて、グリーンハムで2000年まで抗議活動が約19年間も継続されて、国際的な女性平和活動に影響を与えた。