日中戦争にて、中華民国の国民党が遷都した南京を1937年12月13日に侵略して占領した。その後に日本軍は約2ケ月間にわたり、中国人兵士から捕虜、南京から周辺住民を巻き込んで無差別の大虐待と大虐殺をした。南京大虐殺は、直後から欧米から報道されて、日本政府や日本軍の保存した公式文書にも事件直後に虐殺を認知する文書がある。終戦後の南京軍事法廷や極東国際軍事裁判の判定後も、南京虐殺の規模、存否、戦時国際法違反、犠牲者数などは未確定の論争があった。1993年8月4日の河野洋平官房長官(宮沢喜一首相)の慰安婦から、1995年8月14日の村山富市首相の談話と、植民地支配と侵略によって、多くの国々、とりわけアジア諸国の人々に対して多大の損害と苦痛を与えた歴史の事実を謙虚に受け止めた。日本政府は、未確定の認定は困難ではあるが、日本軍の南京入城後に非戦闘員の無差別な殺害や略奪行為等は否定できないと歴史認識を示した。
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