2018年8月31日金曜日

アブレイブ刑務所にて、男女のアメリカ軍兵士が、イラク人捕虜に対して拷問と虐待を加えて記念撮影をした。

アブレイブ刑務所にて、男女のアメリカ軍兵士が2003年11月8日に、イラク人捕虜に対して拷問と虐待を加えて記念撮影をした。
 アブグレイブ刑務所の捕虜虐待は2004年に発覚した。イラク戦争に対する非人道的な悲惨な虐待事件であった。アメリカ国防省は、17人の軍人及び職員を解任した。2004年5月から2005年9月に、7人の軍人が軍法会議で有罪で禁固刑と除隊となった。イラク戦争でサッダーム・フセインの政権が崩壊した後、アブグレイブ刑務所で、2003年10月から12月に捕虜に対する虐待と拷問が行われた。事件は2004年1月に内部告発されて、やっと陸軍が内部調査をした。アラブ連盟は戦争犯罪と非難したが、ブッシュ大統領は謝罪しなかった。アントニオ・M・タグバ少将は、5月11日に米議会の上院軍事委員会で、軍の情報部門の関与を公表した。少将は2007年1月1日に退役を余儀なくされた。写真には、犬をけしかけられている様子や、頭に袋をかぶされて自慰行為を強制されている様子、同性間で性行為を強制されている様子などが撮影された。非公開の写真を開示すべきとアメリカ自由人権協会が訴えた。ラムズフェルドはアブグレイブでの虐待行為は「例外」と主張した。アメリカ政府は、2004年5月20日にアブグレイブ刑務所を取壊を可決した。性的虐待を受けた多くの女性収容者は釈放後に自殺したり家族に殺された。2005年4月2日夕方に「イラク聖戦アルカイダ組織」の武装グループ約40人が刑務所を攻撃し、少なくとも米兵44人と収容者13人が負傷した。2006年9月2日イラク政府はアブグレイブ刑務所が駐留米軍からイラク側に移管されたと発表した。3年の禁固刑のリンディ・イングランド上等兵は、元女性看守で、捕虜虐待や写真撮影は、米連邦捜査局(FBI)と米中央情報局(CIA)が奨励していたと告発した。水攻めさせる「アイスマン」の裸を積み上でほほ笑む女性兵士はサブリナ・ハルマンであった。