2020年12月7日月曜日

太平洋戦争にて、アメリカ軍にパラオ・アラカベサン島で撃ち落とされた日本軍の零式艦上戦闘機(ゼロ戦)の残骸が、水深約10mに海没していた。

パラオ(Palau)島はパラオ諸島中で最も広い面積を持つバベルダオブ島を中心に、4つの島が連なっている。パラオ・アラカベサン島沖の太平洋には、太平洋戦争にてアメリカ軍に撃ち落とされた日本軍の零式艦上戦闘機(ゼロ戦)の戦闘機の残骸が、水深約10mの海底に海没していた。パラオ島の上空でも、日本軍のゼロ戦戦闘機は多く利用されが、その多くがアメリカ軍の爆撃を受け沖合に墜落した。パラオ島は1944年3月30日から4月1日にかけてアメリカ軍の機動部隊による大規模な空襲を受けた。

 ペリリュー島は、パラオ本島であるバベルダオブ島の南に約50kmに位置していた。ペリリュー島に、約11,000人の日本軍は大規模な飛行場を整備していた。1944年4月から飛行場の防衛を強化していた。 アメリカ軍が1944年9月15日にペリリュー島に上陸した時点では、少数の戦闘機の飛行場のみであった。アメリカ軍は9月16日には飛行場は占領した。日本軍は約90mの山地からの反撃に対して、アメリカ軍が次第に奪取して、11月27日に占領した。日本軍はほとんど全滅して、生還者はわず約450人のみで約96%が戦死した。アメリカ軍の約28,000人のうち、約1,544人が戦死して、約6635人が戦傷した。