2018年7月17日火曜日

独ソ戦において1942年2月にロスラヴリで、ナチス・ドイツ軍は捕虜にしたソ連軍兵士を残酷な大量虐殺をして死体を廃棄した。

ナチス・ドイツ軍は独ソ戦争で、1942年2月19日にモスクワ州の西側のスモレンク州南部であるロスラヴリの土中に、捕虜にしたソ連軍兵士を残酷な大量虐殺をして死体を廃棄した。ナチス・ドイツ軍は1941年6月22日にバルバロッサ作戦が発動され、枢軸軍はソビエト連邦へ侵攻した。緒戦にはソ連の赤軍は各戦地で大打撃を被り、敗走して孤立した兵士の数百万人以上がナチス・ドイツ軍の捕虜(POWs : Prisoners of War)となった。ジュネーブ条約等国際条約の捕虜に関する保護・待遇規定は何ら適用されず、即戦場で処刑され、最前線からの死の行進、生存者も完全な根絶のために強制収容所へ送られて、非人道的に虐殺された。約3,300,000人以上ものソ連兵士が死亡して、捕虜となったソビエト兵の約57%であった。連合軍では死亡したのは3.6%の約8,300人であった。戦争初期から捕虜虐殺は横行して、屋外での完全な放置と飢餓と伝染病、即時処刑を執行して、1941年6月から1942年1月だけでも約2,800,000人のソ連軍の捕虜が虐殺された。ソ連軍は報復して約374,000人以上ものドイツ兵捕虜をソビエト強制収容所で虐殺した。




2018年7月18日 Japan No War (Nonfiction) 日本平和の市民連盟 投稿回数 700回