太平洋戦争の硫黄島の戦いの終結日にて、1945年3月26日に日本軍兵士がアメリカ軍に殺害されて、アメリカ軍のテントの前に日本軍兵士の悲惨な死体が倒れ込んだ。1945年2月19日から3月26日に終結した硫黄島の戦いで、日本軍の守備兵力20,933人のうち95%の19,900人が戦死あるいは戦闘中の行方不明となった。一方、アメリカ軍は戦死6,821名・戦傷21,865人の計28,686人の損害を受けた。太平洋戦争後期の上陸戦でのアメリカ軍の損害（戦死・戦傷者数等の合計）実数が日本軍を上回った稀有な惨状となった。
1945年3月26日の早朝に日本軍は最後の攻撃として、小笠原諸島の硫黄島で、アメリカ軍の第21戦闘機群将校のテント付近が日本軍のバンザイ攻撃ではなく無言の攻撃を受けた。間もなく、アメリカ軍の信号航空警戒中隊、黒人航空隊、夜間戦闘機隊、海軍建設大隊、海兵隊開拓部隊など、近隣の多くの部隊の隊員が参戦した。この突撃には、3つの部隊の残党である約300人の日本軍兵士が参戦して、さまざまな地域を同時にバンザイ攻撃ではなく無言の攻撃したと推定される。アメリカ軍の海兵隊は火炎放射器、トミーガン、手榴弾で、日本軍の背後から迫って、最後の日本軍兵を全滅させた。残された光景は、残滓の惨状を見せ付けた。
アメリカ軍海兵隊の公式記録では、3月26日に栗林忠道中将と他の高級将校が日本軍の最後の攻撃を主導したという報告があった。この攻撃はバンザイ突撃ではなく、最大の混乱と破壊を生み出すことを目的とした優秀な計画であった。午前5時15分、200−300人の日本兵が島の西側に沿って北から下り、西部の海岸の近くで海兵隊と陸軍の露営地を攻撃した。混乱した戦いは3時間にも及び、第7戦闘機集団の司令部が大打撃を被ったが、混乱から立ち直って反撃を開始し、第5工兵大隊は急いで戦闘ラインを形成して敵の攻撃を食い止めた。日本軍の部隊は、日本とアメリカの両方の武器で十分に武装しており、40人が軍刀を帯びていたので、高級将校が高い割合を占めることを示していたが、遺体や書類を確認したところ栗林を見つけることはできなかった。
