2024年8月18日日曜日

ウクライナ軍によるロシア国境を越えた襲撃が激化する中で、2024年8月11日にクルスク地方で焼け焦げたロシア軍のトラックの上に死体を乗せた動画が流出した。

ウクライナ軍によるロシア国境を越えた襲撃が激化する中で、2024年8月11日にクルスク地方で焼け焦げたロシア軍のトラックの上に死体を乗せた動画が流出した。ビデオが、ロシアのクルスク地方で焼けただれたロシア軍のトラックと死体を示唆した。ウクライナ南西部のロシア国境沿いにあるクルスク地方で、焼け焦げたロシア軍のトラックの上に死体が乗っているように見える動画がネット上に公開された。

 ロシアの軍事ブロガーや独立系メディアによって共有された。CNNによって位置が特定された日中に撮影されたビデオでは、クルクス町の東約8キロにあるオクチャブルスコエ村の道路脇に、約12台ほどのトラックがあり、数十人の死体が入っているように見えた。トラックの一部は完全に燃え尽きて、他のトラックは損傷していないが、ロシア軍兵士の死体が入っているように見えた。

 これはウクライナ軍が、8月8日夜間にクルクス地方を襲撃した余波であった。ウクライナ当局が、ロシア領内への奇襲侵攻の戦術に転換した3日後の襲撃である。ロシア当局は、8月9日に、2年以上にわたる戦争でも侵攻されなかったクルクス地域に、連邦規模の非常事態宣言を発令した。今週の侵攻は、正規のウクライナ軍と特殊作戦部隊がロシア領内に初めて侵入して、クルクスを攻撃した。ロシア非常事態省は、住民を安全な地域に避難させるため、8月9日に爆弾処理を含めた80人の救助隊をクルスクに追加派遣したと発表した。

 ウクライナ軍は、2024年8月6日からシュミー地方からロシアのクルスク地方への侵攻を開始した。ロシア軍の国境警備隊や小規模な軍事部隊からの抵抗はほとんどなかった。8月9日に、ウクライナ軍はロシア国内に10キロ以上侵攻した。スジャの町を含む20以上の集落を掌握した。ウクライナ義勇軍が率いた以前の侵攻とは異なり、正規のウクライナ軍がクルスク地方に侵入した。ドネツクやハリコフ地方でロシアの進撃が続く中、ウクライナのホットスポットからロシア軍をそらし、ウクライナ軍の士気を高める狙いがあるのかもしれない。ロシア軍の砲撃や空爆が増加して、2024年5月初旬のエスカレーション時に記録したレベルにまで達している。






















Warning: Screenshot from a video of a supposedly destroyed Russian convoy near Rylsk in the Kursk region has been circling around the Internet. (Source: open source)