2018年6月28日木曜日

ニカラグアの1人の若い男性は、1978年9月にソモサ独裁の国家警察隊により、マサヤのモニンボ地区にて血まみれで虐殺された。

ニカラグアでは、ソモサ (Somoza)一族 は、アメリカ合衆国の武力干渉により1909年から創設された国家警備隊の基で、3代にわたり1936年から1979年まで独裁政権を継続した。ニカラグアの国内総生産の約半分をソモサ一族の系列企業などが独占した。ソモサ政権の抑圧的な国家警備隊により、多くの人々の犠牲者となった。1人の若い男性は、1978年9月に国家警察隊により、ニカラグアのマサヤのモニンボ地区にて、血まみれで虐殺された。左壁の落書きからモニンボから国家警備隊は出て行け」、右壁の落書きから「ソモサ一族のために人々は虐待と虐殺される」と読めた。ソモサ一族は、1979年のニカラグア革命で倒された。1961年のキューバ革命から結成されたサンディニスタ民族解放戦線(FSLM)は、1979年7月19日にソモサ一族をマイアミに追放して政権を樹立した。アメリカ合衆国は対抗するために、反政府勢力に軍事参入して1979年から1989年までコントラ内戦を主導した。アメリカ合衆国でイラク・イラン戦争へ武器売却した資金を、コントラ内戦の秘密裏の転用が発覚した。1990年に国連監視団の基での選挙で、ビオレータ・チャモロ女性大統領が誕生した。